SnapCrab_流星ワールドアクター - Ver100_2020-1-23_6-7-35_No-00
メーカー Heliodor
簡単な感想

面白かった故に数々のフラグを未回収のまま終わってしまい焦らされ感が強い。続編があると聞いていたのもあって焦らし方に言えば絶妙なんじゃないかな。

教団事件や輝きの同盟などといった事件も深く掘り下げず、ある程度の概要だけを展開して一番肝心であるところを続編に引き継ぐといった流れが個人的に好き。前半でここまでのクオリティなら続編も読まずにはいられないでしょ。でも風呂敷を広げすぎて続編でフラグが回収できなかったり、若しくは広げすぎが故にシナリオの出来がお粗末だったら失望するけど。

作品の世界観(種族、国との関係性、第七共和国など)が複雑にも関わらず、分かりやすく説明されていて良かった。それに世界観の作り込みは申し分ない面白い。

キャラ同士の掛け合いが面白く、特にルカがクラリスを雑に扱うところはギャグを狙っているわけでもないのについ笑ってしまった。非常に良いテンポで疾走感を楽しめた。

個別√に関して言えば、TRUE√であるクラリスを除けば、酷い終わり方だったと思う。クラリス√では教団事件の概要やクラリスの過去が判明したりなど氷解出来てまぁまぁ満足だったけど、他3√に関してはクラリス√の半分のボリュームもなく、駆け足過ぎたり、本作の事件に関しては描写不足もあった。

ヒロインとの恋仲になる経緯も不自然且つ、駆 け足気味のHシーンもあって恋愛物としては質の低さも感じた。共通パートまでの面白さは凄く価値があるだけに残念。

それでも読後は続編の面白さも約束されたのも同然なので、期待して発売日を待ちます。