メーカー campus
簡単な感想
プレイ後はまぁいつものcampusだったなぁで終わるくらい、シナリオの薄っぺらさが目立った。
正直感想らしい内容を綴るのが難しいぐらい..。
同メーカーの初恋シンドロームや忘却王子と恋するお嬢様の回想録は、個人的に刺さる内容があったので何とか感想としての成果物が出来た訳だけど、この作品はどう書いていこうか数時間悩むぐらい突出した部分が皆無なのだ。
それでも折角短時間とはいえ時間の無駄だったと終わらせたくもない気持ちもあるので、シナリオと各キャラ紹介を交えながら軽めの感想を綴っていこうかな。
各キャラ紹介
佐倉希々
白雪の従者であり幼馴染み。若干ウザ可愛さ以外特にキャラの良さが分からなかった。これと言った突出した個性がなかった印象。
シナリオ感想
大まかなシナリオの流れとして、過去に親の金銭感覚の可笑しさに散々苦労した主人公が、親を反面教師にして、金銭に困らないよう逆玉の輿を狙っていく。
主人公とヒロイン(だと思われた)白雪が自分の都合のいい様に打算的に付き合って最終的に互いが相思相愛になっていく如何にもオチが読みやすいシナリオになっている。
主人公とヒロイン(だと思われた)白雪が自分の都合のいい様に打算的に付き合って最終的に互いが相思相愛になっていく如何にもオチが読みやすいシナリオになっている。
過去に出会った初めての友達というのが今作のキーのなっている。このキャラの正体が判明したシーンが唯一面白かったかな。
ビジュアルからしてどう見ても白雪本人だと先入観を持ってしまいがちだけど、この娘の正体は当時白雪の影武者だった希々であったことが判明。思い込みをひっくり返された感覚が心地良かった。
最終的にどちらも選べずに両方と恋人として付き合っていくことでメインシナリオはフィナーレを迎えるんだけど、このシーンに違和感を覚えた。
結論から言うとこの作品は希乃メインだと思う。白雪より断然ヒロイン寄りだったし、幼馴染という決定打もある。
個人的には希乃をヒロインとして軸に於いて、白雪と主人公の争奪戦をして最終的に結ばれるみたいなシナリオの方がしっくり来るような...白雪"も"選ぶ主人公の心境が理解できないまま本編が終わってしまった。単純に希乃と比較して、接触回数も少なかったしね。
言い方がアレだけど、白雪も恋人として無理矢理捻じ込んだ印象が拭えない。
全く面白くないという訳ではないけど、この作品プレイする時間あるなら、他のcampus作品やったほうが良かったのかもしれない。
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