SnapCrab_アキウソ -The only neat t37_No-00

メーカー Campus


簡単な感想

春夏と続いて今回の舞台は秋だけど、ナツウソでも先述した通り四季要素が全く役に立ってないよね。タイトル縛りで作品名つけてる感ある。

前作までとは違って今作は味を変えて全体的に重めのシナリオになっていて、その中で絡んでるエリスの従者の立ち位置キャラの雫・サージェストの存在感が大きい。付き合ってもうじうじした挙句、付き合うと不幸になる理論を振りかざすエリスとトレードして欲しいぐらい雫は魅力的だった。

後さ折角四季シリーズと言い続編っぽく作られているのが伝わるから前作の設定を活かして欲しかったね。ナツウソのイベントでエリスが出ていく決心や葵に対しての贖罪とかね....アキウソでも葵が報われていなくて泣いてるのを見るのは辛い。葵が好きなだけあってね。


キャラ紹介

エリス・フォール・カートレット

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今作のメインヒロイン。正体は吸血鬼という魔力世界に深くかかわっている。結論から言えば余り好きじゃなかったな。cvが有栖川みや美でもね...

ウソシリーズ全体に言えることなんだけど、ヒロイン勢皆みんな兎に角めんどくさい。

今回の両想いの流れについては、主人公も魔法世界に関わることは危険を承知してそれに自分の気持ちに嘘を付けないという自分の性格も鑑みてエリスが好きだと告白した、それに対してエリスも自分の気持ちに正直になって結果両想いになる...ここまではまぁ腑に落ちるから問題ないけど...

今作に限っては折角付き合ってもしこりを残して主人公とバイバイしようとするし、主人公の身の危険を察するエリスの気持ちも分からなくはないけど....長年の付き合いである主人公の性格を熟知してるならもう少し柔軟な考えを身に着けるべきなのでは、折角有能すぎる雫が傍に居るわけだし...いい加減不幸になるから別れる理論振りかざすの辞めて欲しい。そりゃエリスも桜月にビンタされるわな。このシーンはホント桜月に共感した。

雫・サージェスト

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今までの登場人物の中で一番好きなキャラ。自分の身を犠牲にしてまでのエリスに忠誠心を抱く彼女を僕は守護りたくなるぐらい尊かった。

彼女の家はカートレット一族に従者として責務を全うすると言う家系なんだけど、兄弟の仲でも落ちぶれていて居場所が無かった中、エリスに拾われて現在に至る。

正直今作の黒幕と知って最初は絶望しかけた、エリスの命を繋ぐ輸血パックの横流しを止めたのが彼女であると知ったとき最初は何故?と思わざるを得なかったけど

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ここの一連の流れで雫は黒幕であるこそ、エリスの今後の幸せを基に考えた結論に忠誠心が強さが痛いぐらい伝わってきた。

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エリスをかくまったのが自分だとカートレット家に告げ口したら最悪殺される可能性もあるにも関わらず、エリスに拾ってもらった恩を忘れないその忠義心が雫が人気No.1になった要因の一つだと思う。

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3人で茨の道を歩くことを決意するこのラストシーンは印象に残っている。この設定は次回には持ち越すことは無いだろうけど....

最後に

僕の予想としては会長さんがきな臭いと思ってた。カートレット家の事も把握してるシーンがあったし、何よりこれまでレッドラインに反応してないから何かアイテムなどを使って嘘を見破られないようレッドライン対策してると思ってたけど、対策は雫がしてた時は推理が外れて残念だった。

次回でラストのフユウソは会長さんの謎に包まれた一面が見れると思うと楽しみと緊張が入り混じった感情が出てくる、やるか。