メーカー FLAT
あらすじ
生徒会長で学園で1位の学園ナンバーワン美少女である佐藤里沙が主人公である康司に告白するが、康司はそれをフッてしまったことから美汐瑛莉が関心を持ち、物語は幕を開ける。(引用)
簡単な感想
全√読了後は瑛莉あっての作品だなと思った。瑛莉√のシナリオの出来の良さが浮き彫りになって他キャラ√が霞んで見えるぐらい、そのぐらい彼女のシナリオは質が圧倒的だった。
他人の恋愛事を盗撮して観察する恋愛観測っていう歪な要素は最初は反吐が出るぐらい嫌いだった。ただこの要素が本作の肝に値する部分なので飽きたら投げよう感覚で読んでたけど、シナリオが予想の斜め上を行く展開になった辺りから、不愉快な要素を忘れるぐらいシナリオにどっぷり浸かってた。
各方面から泣きゲーと言われるが、これに関しては瑛莉を受け入れるかどうかで全く違ってくる。彼女が好きに慣れないならこの作品は凡作で終わると思う。そのぐらい瑛莉の存在は大きいと感じた。
まだ一部の内容が消化不良なので簡単なメモを残すイメージで感想を綴っていく。
他人の恋愛事を盗撮して観察する恋愛観測っていう歪な要素は最初は反吐が出るぐらい嫌いだった。ただこの要素が本作の肝に値する部分なので飽きたら投げよう感覚で読んでたけど、シナリオが予想の斜め上を行く展開になった辺りから、不愉快な要素を忘れるぐらいシナリオにどっぷり浸かってた。
各方面から泣きゲーと言われるが、これに関しては瑛莉を受け入れるかどうかで全く違ってくる。彼女が好きに慣れないならこの作品は凡作で終わると思う。そのぐらい瑛莉の存在は大きいと感じた。
まだ一部の内容が消化不良なので簡単なメモを残すイメージで感想を綴っていく。
各キャラ紹介
羽川原 いろは
ミステリアスな雰囲気あるキャラだけど、垣間見る幼さは好き。シナリオは恋愛物でドロドロしてたけど、最終的に丸く収まった印象。べっこう飴って美味しいですよね。
広崎 美奈
プレイする当初はこの子がメイン級の扱いなんだなぁと思ってたけどそうでもなかった。
細かい部分まで特筆する内容が無い。主人公の親友が告白するシーンよりお風呂でイチャイチャしたり風邪イベントの方が見てて面白かった。個人的に妹属性は無いけど小動物系な妹は欲しいなと思う。
綾 麗華
美奈√からの分岐、バットエンド扱い。理由があって男性嫌悪の彼女だけど、主人公にべったり甘える姿は可愛いし尊い。
シナリオの中で最も個性を放って自由奔放な彼女がバットエンド扱いなのは勿体無いと感じた。
佐藤 里沙
全√クリア後にエキストラとして攻略可能になるキャラ。
ビジュアル良し、魅力全開でありつつおまけ√の扱いは酷い。逆に魅力が無ければ仕方がないかもしれないが...
パッケージ製品にもメインに乗ってるからおまけ√して扱いせず一つの主要√で出して欲しかった。シナリオのボリュームも少ない、素材が良いのに無駄遣いしてる感が強い。残念過ぎる。
美汐 瑛莉
読了後真っ先に思い浮かんだのが、瑛莉のシナリオは共感能力が高い人、低めな人で評価が真っ二つに分かれるんじゃないかと。自分はどちらかと言えば後者の方。
結論から言えば最後まで読んで瑛莉に対して共感は一部出来るものの、完全に好きになることが出来なかった。彼女が持ってる人間性は好き。だが恋愛観測という名を使って告白する場面を盗撮する手段、ここは本当に好きになることができない。共通パートの発覚時の印象が悪い方に強く残ってしまった。瑛莉の好き嫌いについては盗撮発覚時がターニングポイントになると思った。
只瑛莉が恋愛を理解していく過程が丁寧に描かれている部分は評価が高い。彼女の心情心理を文章で上手く魅せてくれたなとは思う。
過去のいじめで妊娠できない身体になったにも関わらず、子供が出来た時はご都合主義だったけど、結果的に幸せになれた訳だし、何より嬉しかったので個人的には問題は無かった。
BGMの"止まない雨はないから”が流れ始めながら、紙芝居の様なCGを用いての演出が神がかってる。瑛莉と主人公の結婚から最期までを走馬燈の様に描かれてくこの一連の流れは好き。ここまで終えた後の喪失感が凄い。
最後に
結論から言えば先述した通り、瑛莉に会うか合わないかで評価が全く変わっていくと思う。体験版やってみて合わなかったらこの作品は楽しめない、これに尽きる。
BGMの止まない雨は無いからは名曲。この感想を書き上げたらサントラ買ってみるか。
BGMの止まない雨は無いからは名曲。この感想を書き上げたらサントラ買ってみるか。
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