SnapCrab_もしも明日が晴れならば_2018-12-21_8-31-59_No-00


メーカー ぱれっと

あらすじ

物心つく前に母親を亡くし、父との二人暮しを送っていた少年・一樹の家に、ある日突然明穂とつばさという二人の姉妹が訪ねてくる。聞けば、事故で両親を失った二人を遠い親戚である一樹の父が引き取ることになったのだという。その日から10年近くもの間、一樹・明穂・つばさの三人はまるで本当の家族のように仲良く暮らしてきた。やがて姉の明穂に想いを寄せるようになった一樹はある年、学園の夏休みを目前に控えた日に明穂に告白し、晴れて二人は恋人同士となる。

だがその数日後、明穂は突然の病に冒されあっけなくこの世を去ってしまう。一樹は絶望に打ちひしがれ、空虚な夏休みを過ごした。やがて新学期を迎え、つばさと二人で新たな学園生活を始めることとなった一樹であったが、彼はその日から時々死んだはずの明穂の幻影を目にするようになる。否、それは幻影などではなく、一樹とつばさに会うため再びこの世に舞い戻ってきた幽霊の明穂だった。(引用)

簡単な感想

タイトルに惹かれてプレイした結果、明穂√のクライマックスでボロ泣きした。ただED後の展開は少し首を傾げてしまったけど
作品になかで好きなところは"章終わりのクライマックスに流れる挿入歌"が非常にもしらばの良い部分であって、毎回の感動シーンの演出の度に神アクセントを利かせていて読み手に強いインパクトを与えてくれる。
ましろ色のみう先輩やさくらシュトラッセのかりん√とかもそうだけど、ボーカル曲を使っての演出がぱれっとは上手いと思った。ただ日常シーンが終始グダッていて読んでて退屈な部分も多くあった。


各ヒロイン紹介

湊川珠美

SnapCrab_もしも明日が晴れならば_2018-12-21_8-32-33_No-00

大の男嫌い(人間嫌い)でつばさに好意を示している女の子。人や物に害を与える「鬼切り」という役目を背負って悪霊や物の怪を退治したり、昼夜問わず忙しい毎日を送っているキャラ。
正直言って個別√に関しては共通パートでの態度とは思えないぐらい主人公に依存しきってしまうぐらいしか覚えていない。
共通パート4章の実くんを成仏させるシーンが唯一良かったかな。上記に書いたWHITE-LIPSのボーカル曲「雛鳥」がかかる演出が良かった。

千早

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明穂を呪いで殺してしまった疫病神。作中後に”実は明穂が死んでしまったのは千早が原因では無かった"という期待感があったけど覆ることなく真実であり、千早の存在が無ければ主人公と明穂はずっと一緒にいられるはずだったのに..
.明穂を死に追いやった動機が"嫉妬してたから"と知ったときは絶対に個別√でも好きに慣れないと思ったね。でも明穂が千早を許さないと恨みを持って悪霊化してしまう為、許す部分は一応説明はつくけど、その事実をあっさりと受け入れて許す明穂もどうかと思ったのでそこは描写不足だった。

野乃崎つばさ


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精神的にもろさが目立つ部分が多かった。どのルートでもヒスッてた印象しか残ってない
cvみるで許されてる感ある。自分の気持ちをため込みすぎるので作中で病んでしまんじゃないかと恋愛以前にそういうところが心配になった。


野乃崎明穂

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最後のクライマックスで成仏する場面でボロ泣きしてEDを迎えて余韻に浸ろうとしたら、しんみりした感傷を吹き飛ばすようにチビ明穂が出てきて興冷めだった。あの締め方はない、チビ明穂にあそこまで尺を持たせてはいけなかった
最後の別れをした後数十年後あたり道で急にすれ違うみたいな終わり方で良いと思うしむしろそういうのを期待してたので最後はがっかりした。ただそのマイナス面を差し引いても明穂√は面白かったし泣けた。
パッケージリニューアル版のドラマCD"もしも明穂が生きていたら"を聞いた後に明穂√をプレイすると今度は違った角度で見れて切なくなったり、感動(泣き)に拍車が掛かるだろう。

最後に

ここまでで割と辛口に感想を綴ったけど個人的に泣きゲーとしてのクオリティは断然高いと思うし、明穂√に関して言えば死生観について考えさせられるから明穂√の為に買うだけでもオススメ出来る。というか明穂√だけでミドルプライス分の価値は十分にある。
今作の泣ける要素に関しては大した言及をしてないけどざっくり言えば学園祭あたりからラスト付近は主に明穂の未練にまつわるお話になっているので、その辺り全体に泣き要素があった。
深い事書いてないけどぱれっと興味ある人は是非買ってみてはいかがだろうか。