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あらすじ

冬馬はサンタを運ぶソリを牽引するマシン「セルヴィ」を駆る若手トナカイ。新人サンタのななみとペアとなり、クリスマスイブの夜にプレゼントを配るため「しろくま町」へやってきた。任務は無事に果たしたものの、りりかとジェラルドの挑発に乗ってセルヴィを暴走させた挙げ句、接触事故を起こして地上へ墜落。壊れたセルヴィを直すまで帰れなくなってしまった。それから10ヶ月後、セルヴィが直らないまま、冬馬は本部からの指令でしろくま町支部に配属され、街外れのツリーハウスでサンタ達と共同生活をすることに。次のクリスマスイブまでの生活と訓練をロードスター(支部長)が評価し、結果によってはサンタとトナカイのペアのシャッフルもあるという。イブに向けて冬馬とサンタ達の訓練とドタバタの日々が始まる




 

簡単な感想
毎年この季節になるとこの作品をプレイするのが楽しみになる。各√によっては面白さが違ってくるが、シナリオの纏まり具合は共通して安定しているため、読後の余韻に浸りやすいのが良い。
同メーカーのなついろレシピや神聖にして侵すべからず同様、心温まる世界観、登場人物の人柄の良さが顕著に表れているのでこの世界に住みたくなるように思わせられてしまうシナリオになっている。
再度プレイしたけど硯の素晴らしさが自分の中では揺るがなかったので今回は彼女をメインに感想を書いていく。

各キャラ紹介


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星名ななみ

アホ可愛いって表現が的確だと思う、けれど時に頭の鋭さも発揮する頭の良いのか悪いのか分からない面白いキャラだった。ヒロインとしての魅力も十分にあるけど共通パートや他√でも決してキャラがブレなくて最後まで彼女のアホな部分が生かされていて良かった。何よりcvの羽鳥空さんの演技、話し方がツボにハマるぐらいななみのキャストや的確だった。

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月守りりか

天性の才能を持ちながら努力家でもあり素直になれない女の子。個別√に関して言えばそこまで言及するところはないけど最後まで強い自分を貫くエリート感が好きだった。


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鰐口きらら

ヒロイン枠で唯一の一般人。サンタではないので個別√は他の√とは違い別の切り口でシナリオが展開していくのは良かったんだけど、話があっちこっちにそれたりしていて読後は最後にやれば良かったなぁと思ってしまった。


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柊ノ木硯(ひいのき すずり)
真面目で礼儀正しい大和撫子的な可愛さを持つ少女。全√の中で最も面白かった。
主人公と少しづつ仲を深めていく過程は見ていて甘酸っぱいものがあったし、主人公に甘えたり、Hシーンで強気に攻めに行ったりなどのギャップがこれがまた良かった。
一番心に残ったのが11~13章で、昔からの親友さつきちゃんにプレゼントを届けられなかった過去の失敗を振り切る一連の流れを読んでいて心が凄く温かくなった。さつきちゃんにプレゼントを届ける一心で現在まで血の滲む修練を積んでいたけど、いつの間にか自分が"どんなサンタになりたいのか"を忘れていてそれを仲間たちの粋な計らいやマスターサンタの心遣いで次第と思い出していくところがとても読みごたえがあった。


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今日出会った少女に現在まで支えにしていた先生似の御守りを渡すこのシーンに対して、先生サイドから見ると、硯は大きく成長したなと思う半面、寂しさを感じていたんだと思う。このシーンはお気に入り。

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このシーンをきっかけに自分の理想のサンタを取り戻し後はフィナーレの配達(クリスマス)へ...



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最後に関しては、今まで使っていたルート・ログ(配達道具)が劇的な進化をしてパワーアップしたり、白魔(猛吹雪)が止んだりなどご都合主義っぽさが出ていたけど結果的に硯は過去の失敗を乗り越えたり、さつきちゃん一家の関係性が修復されたりなどいいことづくめなのでそこまで気にはしなかった。

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エピローグでは進化したルート・ログが元の形状に戻り理由も分からないまま終わったけど主人公がトナカイではなく一人の男として硯を支えていく決意をして後味良く終わって良かった。硯√に関して言えば纏まり感が半端ない。全√の中で頭一つ抜けていた面白さだった。