SnapCrab_神聖にして侵すべからず_2018-9-23_21-10-39_No-00

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あらすじ

「日本にあって日本でない」。首都圏の一角にそんなお屋敷があった。

国王・晴華瑠波と諫見芳乃・隼人親子だけが暮らす、お城と庭と高い塀しかないようなとても小さな城塞都市。それが、瑠波の収める「ファルケンスレーベン王国」だった。

かつてはヨーロッパで名の知られた王国も、およそ100年前にとある事情で日本にある猫庭の地に移り、「猫庭の王国」と呼ばれている。

そんな特別な場所での、ゆるやかな、されど突如としてもたらされた、ひと夏の変化を描く物語。世界一小さな王国を舞台に、物語が動き出す。




簡単な感想

まず全体を通じての雰囲気はほんわかしていて終始心温まるハートフル作品。全√の中で瑠波が一番面白かった。個別に入ってからは王国存続や女王としての在り方などを徹底的に重きを置いていて最後までコンセプトがブレずに奇麗に纏まっていたのは良かった半面、他3キャラに関しては王国要素が余り描写されておらず瑠波√では完全に蚊帳の外になっていた。折角共通パートでそれぞれの良い個性を掘り下げていたのでそれが活きていないのは勿体ないなと感じた。






最後に

シナリオの起伏、及びガチシナリオを求めてる人には向いていないかもしれない。ディレクターを担当している朝妻ユタカ氏が今まで関わってきた作品に共通しているところは、拘り抜いた優しい世界観の描写があり、クリア後はこの街に住んでみたくなる気持ち登場人物との別れに悲しくなってきたりなどシナリオに強く没入しやすいところだと思っている。なので実際この作品(瑠波√のみでも)をやってみて良かったらと感じたなら、なついろレシピやしろくまベルスターズ♪をプレイして重ね重ね優しい世界観に浸りづくしてほしいと思う。