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メーカー 戯画

あらすじ

門倉甲が仮想空間で目覚めたとき、そこは戦場だった。

記憶をなくしてしまった甲は、訳もわからぬままそこにいた女性、レインの導きで仮想空間から現実世界に脱出する。

しかし、自分がまだ学生であると思っていた甲の目の前に現れた現実世界は平和だったはずの世界とは似ても似つかぬ荒廃した都市だった。

自分は平和な世界で星修学園に通う学生だったはず。再従姉妹である亜季が住む如月寮で、悪友の雅や千夏、幼なじみの菜ノ葉、そして空と真の姉妹達と楽しく過ごしていたはず。

しかしそんな甲に突きつけられた「今」の現実は、自分がすでに学生ではなく、自分が忌み嫌っていた、父親と同じ「傭兵」として、そして凄腕のシュミクラム乗りとして、部下のレインと共に戦場を駆け巡っているというものであった。
自分を戦場へと導いたものがなんだったのかすら思い出せない甲だったが、レインの導きと外科医・ノイの治療によって少しずつ記憶の断片を取り戻しながら、自らの過去と現在に起こった事件を知り、そして隠された真相に近づいてゆく。 (引用) 



簡単な感想
戯画の代表作といえばバルドシリーズと言っても過言ではないアクション要素満載の作品。 

戦闘パートの奥深さもさることながらシナリオも良く練られていて、幅広い層から熱い支持を受けている名作である。 


戦闘パートの中毒性が非常に強く、止め時が見つからないのでプレイする時は前もって時間を決めてプレイすることを強くオススメする。それぐらいバルドシリーズはのめり込んでしまう危険さを孕んでいる。 


自分も実際学生の頃、学校にも行かないどころかご飯さえ食べるのを惜しんでやってたぐらいなので、ドハマリすれば軽く半年は遊べるぐらいのボリュームはあると名言する。 

ちなみにプレイ時間は1,2,X含め600時間は越えてた。

戦闘パートについてはYouTubeの戦闘動画を見るのが手っ取り早いので今回は記述しない。 
その他ついて軽く触れる。 

まず一番最初に目が行く部分としては何と言ってもロボット(正確にはプログラムによって体に纏った戦闘用電子体)シュミクラムである。

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手前が主人公、門倉甲のシュミクラム"カゲロウ" 

奥が甲の相棒、桐島レインのシュミクラム"アイギスガード" 


その他のシュミクラム 

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これらのビジュアルが体に纏った電子体なのがまたロマンを感じるね。 
機体一つひとつに武装(技)が異なるし、性能も違うので一般のアクションゲーと何ら変わらない 
ところがハマル要因の一つである。 

因みに自分が思う見た目最強な機体がコチラ↓ 


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名をネージュ・エール 
誰が搭乗してるのかはネタバレになるので伏せるが、人物と照らし合わせると 
ギャップがありそこがまた良い。 

シナリオについて 
全体を通じて熱い展開が売りである。戦闘前のセリフが熱を帯びており 、シナリオをのめり込むように読んでると、まるでユーザーが戦いを疑似体験してるような錯覚にさせられて その時の高揚感がたまらなく好きだった。 あとシナリオで忘れてはならない要素が哀切感でがある。 

物語の登場人物はある事件をきっかけに心も身体も深い傷を負い、苦悩や葛藤を抱えながらも戦いに投じていく姿はとても物悲しくもあり、残酷な結末を迎える展開もあったりする。 

しかしその要素がバルドスカイのシナリオにより面白みが深まったり、熱くさせるのではないかと思う。熱烈と哀切、この2つの要素こそが大事である。

以下簡単なヒロイン紹介


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桐島レイン… 甲のパートナー、作中で一番人気を誇る金髪美女。主に甲のサポート担当。スタンフレアの声遣いがクセになるキャラ、いい声。


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若草菜ノ葉…甲の幼馴染、現代では訳ありで生活事情を隠してる。代名詞はニラ、泣き虫可愛い。


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渚千夏…ビジュアル、性格、シュミクラムがとてもカッコいい万能なキャラ。学園時代ではサバサバした明るい性格が現代では冷たい態度で甲達に接するこちらも色々と訳ありのヒロイン。とにかくカッコいい。


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西野亜季…甲の従姉妹。仮想空間大好き人間。現実世界ではグータラでマイペース。甲のシュミクラム"カゲロウ"の開発者。頭の良さはずば抜けてるが社交性に欠ける。


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水無月真…電脳症と呼ばれる病気を患っており、仮想空間では自分の考えが周囲に伝わることに苦しんでいる。現実世界では極度の人見知りだが仮想空間ではある程度は自分の意思を伝えられるぐらいにはコミュニケーションは取れる。愛称はまこちゃん。


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水無月空…真の姉で溺愛しすぎている。とある事件以降消息不明。ストーリーのカギとなるヒロイン。



最後に

この作品を味わい尽くすにはプレイ時間は3桁確保したい。全√クリアしても余熱が冷めないならDIVE1,2を切り上げてFDのDIVEXをプレイするのをオススメする。最もやり込み要素のあるバルド地獄モードが更にやり込みに拍車を掛けるだろうし、ローグライク風なbaldrskyESなど様々な遊び要素が満載で楽しい。